FAQ一覧

Q.養成研修の受講は先着順ですか?

 受講決定は先着順ではありません。

 研修受講の希望者の必要性を総合的に判断して行います。

 応募者多数の場合は、以下の優先順位に基づき選考させていただいています。

 

1.a)職場適応援助者として活動予定のある方(訪問型・企業在籍型)

 b)障害者雇用事業所において障害者の雇用担当に携わる方(企業在籍型)

2.a)障害福祉サービス事業所(移行支援・職場定着支援)において就労支援に携わる方

 b)医療機関等において就労支援、復職等に携わる方

3.障害福祉サービス事業所(A型・B型)において就労支援に携わる方

4.教育機関他、専門機関において障害者就労支援・雇用支援に携わる方

5.その他当法人が受講の必要性を認めた方

 また、選考にあたっては、志望理由、課題等に記載されている内容などを参考にさせていただいています。

2021年07月05日

Q.養成研修は個人でも受けられますか

A.申し訳ありません。「個人としての受講」は受け付けておりません。

 ジョブコーチ(職場適応援助者)を配置しジョブコーチ支援を実施する事業主に対して、障害者雇用安定助成金(職場適応援助者助成金)が支給されます。その助成金受給の要件の1つに「職場適応援助者養成研修の修了」があり、厚生労働大臣が指定する研修を修了しなければなりません。

 本研修は「厚生労働大臣の定める研修」と認められている研修であり、受講に当たっては、所属する事業所(法人)の承諾を必要としています。

 

2021年07月01日

Q.養成研修は全部受けないといけませんか?

 カリキュラムに定められている6日間の研修をすべて受けていただくことが修了の要件となります。

また、研修カリキュラムは初日から最終日までの流れがありますので、一部だけ受講できない場合も同様に研修修了とはなりません。

 6日間すべての研修日程を確保の上、お申し込みください。

2021年07月01日

Q.ジョブコーチになりたいのですが?

 「ジョブコーチ」は障害者雇用の現場に入り、直接的かつ専門的な支援を行う仕事です。
 障害者雇用現場における「ジョブコーチ」の必要性が高まる中、ジョブコーチを派遣したり、ジョブコーチを配置したりすることが多くなってきています。

 しかし、人が関わる以上、コストがかかります。

 そこで、国はジョブコーチを派遣・配置する事業所に助成金(「職場適応援助者助成金」)を支給するようにしました。これが「ジョブコーチ支援事業」です。

 また、我が国では「ジョブコーチ」という資格が法律などで定められておらず、(いわゆる「名称独占」でも「業務独占」でもなく)誰もが自由にジョブコーチを名乗ることができます。

 地方自治体によっては、独自の研修・育成を行い、活動に対して「活動謝金」を支払うという制度を作っているところもあります。

「ジョブコーチになりたい」「ジョブコーチを仕事とする」という場合、以下のようなケースが考えられます。

1.訪問型職場適応援助者支援事業を行っている事業所に雇用されてジョブコーチ助成金を活用して働く

2.地域障害者職業センターの配置型職場適応援助者として働く

3.障害者雇用に取り組む企業で、企業在籍型職場適応援助者として働く

 

 ジョブコーチに隣接する仕事としては、

1.就労移行支援事業所、就労定着支援事業所などで障害者の就労に携わる

2.障害者就業・生活支援センターにおいて、就業支援員、生活支援員等、障害者雇用現場に携わる

3.その他支援機関(発達障害者支援センター、ハローワーク等々)において就労支援に関わる

 等があります。

 いずれにしましても、ジョブコーチと名乗ることはできるけれど、仕事とする、生計を立てるということは切り離して考えないといけません。

 今後、「ジョブコーチ」の制度化、資格化等の論議が進んでいくことが求められています。

2021年06月01日